10年後の余震

3月13日土曜日、夜11時過ぎに大きな地震があった。揺れはじめて数秒後、停電した。


揺れが落ち着いてから外をみると、周辺は真っ暗だ。10年前を思い出す。ロウソクに火をつける。懐中電灯、ヘッドライトをとりだし、ランタンをテーブルの上に置く。災害用のラジオでニュースをきく。福島沖が震源地という。


津波の危険はない。よかった。


水道の水は出ない。水は防災用のが十分とはいえないが、ある程度はある。あとで知ったのだが、首都圏での停電は少なかったようだ。すでに寝ていて、地震すら気がつかなかった知り合いもいた。


東北新幹線が10日以上も直通運転ができないほどの被害が出た地震。マグネチュード7.2。最高震度6強


先日、あの日から10年、ということを書いた。あの大震災の余震が、こんどの地震らしい。


10年後の余震?なんで?と正直おもってしまう。でも地球にとって10年なんて、まばたきの時間にもならないほどの瞬間だろう。人間にとっては大変なのだが、地球には痛くもかゆくもない出来事なのだ。温暖化も勝手に人間が人間の住みにくい環境にしただけ。地球には、ぜんぜん関係ない。