僕には書けません、という後輩。
きのうの夜、コピーライターの後輩T君と初めて飲んだ。彼はシャイで寡黙。笑顔もちょっとぎこちない。
コピーライターになるまで、いろいろあったみたいだ。静かだけど心は熱い。ぼそぼそとしゃべるので、聞きとりにくい。
そんな彼が、僕が10年前に書いたコピーのことを話しだした。「僕には書けません…なぜ書けたのか想像できないんです…」これは、すごいホメ言葉だ。
コピーの学校へ行ってたころメモしたコピーだと言う。
素直にうれしかった。
ちゃんとコピーライターとして生きていかないといけないなぁ、と思った。
ありがとね、T君。