コピーライターのワカゾーだったころ。

金曜日の夜、若い頃にお世話になっていた広告会社の、先輩方との飲み会があった。ミニ同窓会とでもいう感じの集まりだった。その会社は、小さいけれど、個性的だった。全社員の3分の1がクリエイティブだった。コピーライターもデザイナーも、優秀な人が多かった。OBには、いま広告業界を代表するクリエイターがいる。名前を出せば、業界の人ならだれでも知っている方たちだ。その会社は、学校のようだった。いい意味で、サラリーマンではなかった。夜中まで、制作に没頭した。いまなら、労働基準局から指導が入るレベルだろう。仕事を切り上げるのは、深夜の0時過ぎ。最終で帰れるのに、帰らない。そこから、飲みに行く。そこで、広告クリエイティブの話を熱くする。おたがいにダメ出しもする。毎晩、それが繰り返される。飲んで、語って、飲んで、語る。クリエイティブの未来。給料は安かった。でも、毎晩、飲んだ。そうすることが、いいクリエイティブにつながるんだと信じていた。ダメな人間かもしれないけど、魅力的な仲間だった。

コピーライターは、どこにいる?

コピーライターは、
いったい、どこにいるのか。

友だちにコピーライターがいる人は、
そんなにはいないんじゃないか。
コピーライターという職業があることは、
ほとんどの大人は知っているはず。
でも、コピーライターを、見たことがない。

全国で、どのくらい、
コピーライターはいるのだろうか。

東京コピーライターズクラブという組織がある。
通称TCCとよばれているが、
ここの会員はおよそ900名。

毎年4月にTCC賞が決まる。
全て応募制だが、
その賞のなかに新人賞部門がある。
受賞者は約20人。
この受賞者たちだけが
TCCに入会できる資格があるわけだ。

新人賞は応募は2000人ぐらいか。
約10倍。
この数字は厳しいのかどうかは
よくわからないが、
少なくとも、
2000人以上のコピーライターが
全国にいることは事実だ。

TCCに全く興味がないコピーライターもいるだろう。
そう考えると、
会員900人、新人賞応募者2000人
興味がない人が応募者と同じぐらいと仮定すると、
900+2000+2000=4900
約5000人以上は
コピーライターがいるんじゃないでしょうか。
感覚的には、もっといる気がしますが。

一県あたり、約100人。
首都圏に半分いるとしたら、
他の道府県に2500人。
大阪名古屋にその半分いるとすると
他の道県に約1300人になる。
となると、
1県あたり30人ちょっと。

これは、めったに会わないわけですね。

コピーライターは医者のような

コピーライターという仕事は、

よく医者だといわれています。

患者さんとお話をして、

どこか具合の悪いところがないか。

わかったら、処方をする。

どうしたら、健康になるか。

コピーライターって?

コピーライターという仕事って、

けっきょくは、どういう仕事なの?

と思っている人は多いんじゃないでしょうか。

そのまえに、コピーって何?

ということでしょうね。

以前なら、新聞広告やポスター、

TVCMなどの言葉を考える人、

ということで、まあ、正解でしたが、

いまは、それでは、不十分となってしまいます。

 

センター試験は、なぜ雪?

センター試験は、やっぱり雪でした。

多くの人が気がついている事実。

なぜかセンター試験の日は、大雪になる。

街でも、そんな話をしている人がたくさんいる。

受験生にとっては、交通が乱れ、

勘弁してほしいだろう。

 

自分の経験からしても、

現役のとき北海道の大学を受験したとき、

都会用の軟弱長靴で行ったため、

会場に着いてからも足が冷えすぎて、

もう痛いわけで、それがなかなか

元に戻らなかったのでした。

 

問題も難しかったのですが、

試験に集中できず、

もうどうでもいいや、と

思ったものでした。

ま、足が寒さで痛くならなくても、

多分、問題はわからなかったと思いますが。

当然、不合格。浪人です。

きょうも、全国的に、雪のようですが、

受験生の、みなさん、

悔いのないよう、雪なんかに負けず、

がんばってください!

 

 



12人によろこんでほしい。

縁あって、昨夜、ある学校で、

お話をさせていただく機会をいただきました。

メンバーは、12人。

コピーの話、伝える言葉の話。

その12人の方々が、

来てよかったなぁ、

とおもっていただけたらと思って、

がんばって話をしました。

どうだったでしょうか。

大切な時間とお金を使って、

がっかりはしてほしくないですからね^^